AEGIS NOVA WHITE PAPER · VOL.03

中期経営計画と知財戦略の統合実装ガイド

補充原則3-1③対応として、知財・無形資産投資戦略を中期経営計画に統合する4ステップ。本書は「策定」だけでなく、その内容をコーポレートガバナンス報告書・統合報告書・投資家対話でどう語るかまでを一気通貫でつなぐことを狙いとする。
読み手は経営企画・知財部・取締役会・IR部門を想定する。

1. 本書のねらい ── 「補充原則3-1③」の翻訳ギャップ

2021年6月のコーポレートガバナンス・コード改訂で導入された補充原則3-1③は、経営戦略との整合を意識し、人的資本・知財への投資等を分かりやすく具体的に開示すべき、とする原則である。プライム市場上場企業については、TCFD等の国際的枠組みに基づく開示も要請されている。

これを受けて、内閣官房 知的財産戦略本部は「知財・無形資産ガバナンスガイドライン Ver.2.0」(2023年)を公表し、開示・対話・ガバナンスの三層フレームを示した。しかし、中堅企業の経営企画部門・知財部門の実務担当者から見ると、「中期経営計画にどう書き込めばよいか」「どの KPI を取締役会で議論すればよいか」「業界水準の根拠をどこから取るか」が翻訳されていない

本書は、この翻訳ギャップを埋めるための実装ガイドである。Aegis Nova IP コンサルティングが独自に構造化した「4ステップ × 業界別係数 × 取締役会報告テンプレート」を、中堅企業の中期経営計画策定サイクルに直接組み込める形でまとめた。

本書の位置づけ

本書は会計・税務・法定開示の手引きではない。戦略の可視化と取締役会の議論を支援する補助フレームとして、中堅企業(売上 100〜1,000 億円規模)の中期経営計画策定担当者・知財部門責任者の判断材料として用いることを意図している。

2. 本書のエッセンス(3行サマリー)

本書の目次(公開抜粋・全7章)

  1. はじめに ── 補充原則3-1③の翻訳ギャップ
  2. 統合の必要性 ── ガイドライン Ver.2.0 と中期経営計画の対応関係
  3. 4ステップ実装フレーム(現状把握 → マッピング → KPI設定 → 取締役会報告)
  4. 業界別実装パターン3社の試算ケース(製造業・サービス・ヘルスケア)
  5. 取締役会報告テンプレート(半期サイクル)
  6. 開示への接続(統合報告書・有価証券報告書・コーポレートガバナンス報告書)
  7. 限界と次の論点 ── 政府検討会動向との接続

3. 4ステップ実装フレーム(概要)

図1:中期経営計画 × 知財戦略 統合の 4 ステップ
Step 1 現状把握 IP-P&L 8項目 業界水準比較 Step 2 マッピング 事業戦略マップ 3 貢献経路 Step 3 KPI 設定 先行/遅行/ ガバナンス 3層 Step 4 取締役会 報告 半期サイクル 中堅企業の中期経営計画策定サイクルに、3年計画で漸進的に組み込む

各ステップの詳細手順、業界別係数 10 種、3社試算ケース、取締役会報告テンプレート(4ページ構成)は本文に収録しています。

▶ 全文を読む前に、5分で現状把握

本書のStep 1(現状把握)に対応する無料セルフチェックを、匿名・ブラウザ内処理でご利用いただけます(ブラウザ内処理は診断ツール側の入力を指します。診断の入力値はサーバーに送信されません。本ページ下部のPDF請求フォームは、送信ボタンを押した内容のみフォームサービス経由で送信されます)。

結果を持って全文(本書)を読むと、「自社はどのStepから着手すべきか」が具体化します。

関連:知財IR対応が「どこまでできているか」を先に棚卸ししたい場合は、WP07『知財IRの現在地を測る──ギャップ自己診断ガイド』をご覧ください。

📩 全文(Web版・登録制)を読む

フォーム送信後、本文ページへの 30 日間有効リンクを表示します。営業目的の連絡はいたしません。経営企画・知財・IR部門の実務担当者を主な読者として想定しています。

すでに登録済みの方は 本文ページへ

AEGIS NOVA IP CONSULTING

知財を、経営の言葉へ翻訳する。現状の課題と方向性について、初回ヒアリング(90分・無料)でお話しできます。

初回ヒアリング(90分・無料)を申し込む →
ホーム Insights Case Studies Services