当社は理論の予測を観測前に登録し、支持・不支持を問わず結果を公表する方針を採っています。本記録はその実践第1号です。公開主体:Aegis Nova IP Consulting / 対象読者:一般(研究・実務)/ 2026-07-07公開確定(経営実装ガイドと同時公開)
当社の動的専有理論は「技術サイクルの短い分野ほど、特許を維持する経済的意味が早く失われる」と考えます。この理論から、次の2つの予測を観測開始前に登録しました(2026年7月4日登録・同5日改訂版。登録後の言い換え・削除は行っていません)。
結果確定後、判定に用いた失効コードの実データ照合と、観測時点の妥当性検証を行いました(追加分析であり、上記判定は変更しません)。
初回結果は「理論が反証された」ではなく「この観測窓では検定不能だった」です。ただし、登録済みの判定(不支持)はそのまま記録に残します。判定の書き換えではなく、次の観測をより鋭く設計するのが事前登録の作法だからです。
前期群(2013-15年出願・登録特許)単独の記述統計として、ソフトウェア系分野の生存率は10年目に急落し、11年時点で素材・機械系との差が15ポイント超となる傾向が観察されました。「短サイクル分野の権利者は、年金の増額点で一斉に権利を見切る」という解釈と整合しますが、これは分野間の水準差の観察であり、時代変化の証拠ではありません。正式な検証は上記の新登録予測で行います。
支持された結果だけを公表する実務は、理論を強く見せますが、確かめられなくします。当社は自社理論に対しても、観測前の予測登録・結果の無条件公表・外れた場合の対抗仮説の明示という規律を適用します。本記録がその運用の実例です。登録済み予測の全一覧は「予測スコアボード」(※URL確定後にリンク設定)でご覧いただけます。
方法の詳細(データ源・コード表・再解析手順)は技術補遺として別途公開予定です。本記録は特定企業の特許を評価するものではなく、分野レベルの集計のみを扱っています。データはEPO Open Patent Servicesの利用規約に従い、集計値のみを掲載しています。